保育士としての経験を活かし、
子育て中に感じやすい悩みや日々の関わり方を、分かりやすくまとめています。
「保育士さんなんだから、家での子育ても余裕でしょ?」
そんな言葉をかけられるたびに、無理して笑いながら、
心の中では「そんなことないのに……」と泣いていた時期がありました。
こんにちは、現役保育士で2児の母のゆうママです。
20年の現場経験がある私でも、自分の子育て、特にワンオペ状態だったあの頃は、毎日が限界の連続でした。
今回は、プロとしてのプライドに縛られていた私が、
どうやって「完璧主義」を捨てて心を軽くしたのか。
当時の泥臭い体験談とともにお伝えします。
保育士なのに、どうして?私がぶつかった「プロの壁」
園では、一度に何十人もの子どもたちと笑顔で接し、トラブルが起きても冷静に対処できる。
それが私の仕事です。
でも、一歩家に入れば、わが子一人のイヤイヤや兄弟喧嘩にイライラが止まらなくなってしまう。
「仕事ではできることが、どうして自分の子にはできないんだろう」
「保育士なのに、こんなに感情的になって失格じゃないか」
世間からの「保育士ママなら完璧なはず」という無言のプレッシャーを勝手に背負い込み、
自分をどんどん追い詰めていました。
【実録】「これが永遠に続くの?」と絶望したカオスの日々
わが子が保育園に通っていた頃、私の毎日はまさに分刻みのスケジュールでした。
仕事から帰宅し、息つく暇もなく保育園へお迎え。帰宅後は夕食の準備、お風呂、寝かしつけ。
子どもたちを20時に寝かせるリズムを死守していたので、そこまではノンストップの戦場です。
子どもたちが寝てからようやく、自分の入浴と、22時に帰宅する夫の夕食準備。
すべてがスムーズにいけばいいのですが、現実はそう甘くありません。
子どもたちの機嫌が悪くて一歩も進まなかったり、
激しい兄弟喧嘩が始まって部屋中がカオス状態になったり。
疲れ果てて、子どもと一緒に泥のように寝落ちしてしまい、
深夜に絶望感とともに目が覚めることも多々ありました。
「この生活が、いつまで続くんだろう。もしかして、一生このまま?」
暗いリビングで一人、終わりが見えない育児のループに、本気で絶望を感じていたのです。
私が「完璧主義」を捨てて手に入れた、3つの新しい習慣
そんな私を救ったのは、プロとしての自分ではなく、「ママとしての自分」を許すことでした。
1. 「今日のご飯は納豆ご飯でOK」と決める
栄養バランスを考えて何品も作るより、ママが笑顔で「美味しいね」と隣に座っていることの方が、子どもには何倍も大切だと気づきました。
2. 部屋が散らかっていても「死なない」と割り切る
掃除機をかける時間があるなら、5分でも目を閉じて体を休める。
ママの体力が回復することこそが、家庭の平和への近道です。
3. 「助けて」を言えるようになった
「プロだから自分で解決しなきゃ」
という看板を下ろし、園の先生や周りの人に「今日、実は大変だったんです」とこぼせるようになったとき、心がふっと軽くなりました。
【保育士の視点】子どもが求めているのは「立派なママ」じゃない
20年子どもたちを見守ってきて確信していることがあります。
子どもたちが求めているのは、完璧な教育を施してくれる立派なママではありません。
「大好きだよ」と言ってギュッとしてくれる、ママの温もりです。
自己犠牲の末に疲れ果てたママの顔より、たとえ夕飯がレトルトでも、隣で笑ってくれるママの顔が、子どもの心の栄養になります。
今、限界を感じているあなたへ伝えたいこと
当時の私が「永遠に続く」と絶望していたあのカオスな時間は、
今振り返ると、とても懐かしく、もう二度と戻ってこない貴重な宝物のような時間だったのだと実感しています。
でも、渦中にいる時はそんな風に思えなくて当然です。
あなたは、もう十分に頑張っています。
「手抜き」は決して悪いことではありません。
家族みんなが長く、楽しく過ごしていくための「戦略的なお休み」です。
今日もお疲れさまです。
明日も、完璧じゃない「あなたらしい笑顔」で、わが子と向き合えますように。
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