保育士としての経験を活かし、
子育て中に感じやすい悩みや日々の関わり方を、分かりやすくまとめています。
「おままごとの道具、何を買ってあげればいい?」
「プラスチックの食材はあるけれど、すぐに飽きてしまう…」
子どもたちが大好きな「おままごと」。
お家でも定番の遊びですが、実は保育園のおままごとコーナーには、
市販のリアルな食材だけでなく、「ちょっと不思議な具材」がたくさん置いてあるのをご存知ですか?
今回は、保育士歴20年の経験から、子どもの想像力を無限に引き出す
「魔法の具材」の作り方と、遊びが広がる関わり方のコツをご紹介します。
リアルな食材よりも「抽象的な形」がおすすめな理由
最近は100円ショップなどでも、本物そっくりな野菜や果物のおもちゃが手に入ります。
もちろんそれらも楽しいのですが、あえて「何にでも見える具材」を用意することで、
子どもの脳はフル回転し始めます。
保育用語でこれを「見立て遊び」と呼びます。
白いチェーンリングが、ある時は「ごはん」になり、ある時は「ラーメン」になり、
またある時は「うどん」になる。
この「〇〇に見立てる力」こそが、将来の思考力や創造性の土台になるのです。
保育士ママ厳選!想像力を育む「手作り具材」3選
特別な材料は必要ありません。おうちにあるもので、今日から作れる魔法の具材です。
1. チェーンリング(白・カラー)

私が一番おすすめしたいのが、プラスチックの輪っかが繋がった「チェーンリング」です。
- 遊び方:白は「ごはん」や「麺類」、赤は「ケチャップ」や「りんご」に見立てられます。
- 魅力:ジャラジャラとした音や感触も、子どもたちの五感を刺激します。
2. フェルトの「丸・四角・細長」
厚手のフェルトを、丸や四角に切るだけ。
- 遊び方:茶色の丸は「ハンバーグ」、黄色の細長は「ポテト」、緑の四角は「キャベツ」。
- 魅力:軽くて柔らかく、お皿に乗せた時の収まりも良いので、盛り付けの楽しさが倍増します。
3. お花紙や布の切れ端
- 遊び方:ピンクのお花紙を丸めて「いちごアイス」、青い布を広げて「ジュース」。
- 魅力:形が自由自在に変わるので、「次はこれを作ってみよう」と遊びがどんどん発展します。
現場の経験から:大人の「一言」で遊びはもっと広がる
保育園で、子どもたちが空っぽのお皿を運んできた時、私はこう声をかけます。
「わあ、温かそうなスープ!ふーふーしてから飲んでもいい?」
大人が「見えないものが見えている」という姿を見せることで、
子どもの世界は一気に広がります。
食材が足りない時は、「お庭の葉っぱをトッピングにしてみる?」と、
日常のものを取り入れるヒントをあげるのも、プロの技です。
まとめ:最高の具材は「子どもの想像力」の中にある
おままごとの楽しさは、高価なおもちゃの数で決まるのではありません。
「これ、何に見えるかな?」
「おいしそうだね!」
という、ママやパパとの楽しいやり取りこそが、最高のスパイスです。
ぜひ、おうちにある「代わりになるもの」を一緒に探して、
世界に一つだけのレストランを開いてみてくださいね。
具材を収納するときは、100均の透明な容器やカゴに「種類別」に入れておくと、子どもが自分で選んで盛り付けやすくなりますよ。片付けの練習にもなって一石二鳥です!
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