保育士としての経験を活かし、
子育て中に感じやすい悩みや日々の関わり方を、分かりやすくまとめています。
「トイトレを始めたいけど、何を揃えればいい?」
「補助便座におまる…種類が多すぎて選べない!」
トイレトレーニングは、親子にとって一大イベント。
できるだけスムーズに、そして何より「楽しく」進めたいですよね。
私は保育士として多くの園児のトイトレを見守り、家ではわが子のトイトレに奮闘してきました。 その中で気づいたのは、
「道具選びひとつで、子どものやる気も親の負担も劇的に変わる」ということです。
今回は、数あるグッズの中から、
私が現場と家庭の両方で
「これは本当に買ってよかった!」
と確信した神アイテムを5つ厳選してご紹介します。
1. 【補助便座】「またがない・取っ手付き」が成功の近道
以前はまたぐタイプのおまるや補助便座が主流でしたが、
今おすすめしたいのは「前から座れる(またがない)取っ手付き」のタイプです。
- 保育士目線:足を大きく広げてまたぐ動作は、小さな子どもにとって意外と不安定で怖いもの。前からサッと座れるタイプなら、ズボンや下着を全部脱がせなくても座れるので、スムーズにトイレへ誘導できます。
- ママ実感:取っ手が横ではなく「前」にあるものを選ぶと、子どもがギュッと握って踏ん張れるので、排泄の感覚を掴みやすくなります。成長に合わせて取っ手を外せるタイプなら、普通の便座への移行もスムーズですよ。
2. 【踏み台】足がつく安心感
意外と見落としがちなのが「足場」です。
- なぜ必要?:大人用のトイレは子どもにとって「高い崖」の上に座っているようなもの。足がしっかりつかないと、怖くて力めません。
- 選び方:トイレの形状にフィットする「U字型」の木製やプラスチック製の台を置くと、子どもが一人で登れるようになり、自立を促せます。
3. 【お掃除セット】クエン酸スプレーと古布
トイトレに失敗はつきもの。
実は、私がトレーニングパンツをおすすめしない理由は、
「濡れた感覚」を一番に感じてほしいからです。
わが家でも園でも、普通のパンツで過ごし、汚れたら掃除をするスタイルを大切にしていました。
その時、欠かせないのが「クエン酸」です。
- 保育士の知恵:尿のニオイや成分はアルカリ性なので、酸性のクエン酸が劇的に効きます。
- ママ実感:スプレーボトルにクエン酸水を作っておき、古布(使い捨てできるウエス)を常備しておけば、床を汚されてもサッと拭いてポイするだけ。イライラが最小限で済みます。
4. 【ごほうびシール】成功を可視化する
「トイレに行けたらペタッ!」この単純な仕組みが、子どもには魔法のように効きます。
- ポイント:100均のシールでも十分ですが、台紙を一緒に手作りしたり、お気に入りのキャラクターを用意したりして、「特別感」を演出するのがコツです。
5. 【おねしょシーツ】親の心の余裕のために
トイトレ中の最大の敵は「布団を汚された時のイライラ」です。
- ママの実感:防水シーツを敷いておくだけで、「失敗しても洗えばいいや」と仏のような心でいられます(笑)。親が焦らないことが、トイトレ成功の隠れたポイントです。
【番外編】あえての選択「ホーローおまる」の魅力

最近、自然派育児や「おむつなし育児」に興味があるママたちの間で注目されているのが
「ホーローおまる」です。
実は私も、わが子のトイトレに取り入れてみた一人。
一般的なプラスチック製のおまるとは何が違うの?
と聞かれることが多いので、プロの視点でメリット・デメリットをまとめてみました。
- ここが神!メリット
- 汚れとニオイに強い:サッと洗うだけで汚れが落ち、プラスチックのようにニオイが染みつくことがありません。
- 冬でも温かい:ホーローは熱伝導がいいので、事前にお湯で温めておくと赤ちゃんが「ヒヤッ」とせず、リラックスして座れます。
- インテリアに馴染む:見た目が可愛らしく、リビングに置いておいても「おまる感」がありません。
- ここは注意!デメリット
- 重さと割れやすさ:ずっしりとした重さがあり、ぶつけると欠けてしまうことも。
- 座面の冷たさ:そのまま座ると冷たいので、専用のカバー(布製)をセットで使うのが必須です。
「補助便座だと足が届かなくて怖がる」
「リビングですぐに座らせてあげたい」
という時期には、実はとても理にかなったアイテム。
ちょっとこだわってトイトレを楽しみたいママには、
ぜひチェックしてほしい逸品です!
保育現場で実感:道具はあくまで「きっかけ」
保育園で、なかなかトイレに座りたがらなかった子が、
自分で選んだ新しいパンツを履いた瞬間、誇らしげにトイレへ向かった姿を何度も見てきました。
トイトレグッズは、単なる便利な道具ではありません。
子どもにとっては「お兄さん・お姉さんになるための変身アイテム」なんです。
まとめ:焦らず、親子で「お気に入り」を見つけよう
トイトレの進み具合は一人ひとり違います。
高価なものを揃える必要はありませんが、お子さんが「これなら頑張れそう!」と思える、
そしてママやパパが
「これがあれば楽になる」
と思えるアイテムを味方につけてみてください。


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